起業家のピッチ設計——想いとロジックを伝える4項目

エンジェル投資向けピッチで伝えるべき核心4項目(課題・原体験・収益モデル・競合優位)の書き方を解説。ともしびのピッチ設計の考え方と、投資家に刺さる言語化のコツをまとめます。

ピッチは「熱い話」だけでは足りない

エンジェル投資のピッチでよくある失敗は、ストーリーだけが長いか、数字だけが並んでいるかのどちらかです。

投資家が知りたいのは両方です。**なぜあなたがやるのか(想い)**と、事業として成り立つのか(ロジック)

ともしびでは、核心4項目を各100文字以上で構造化し、投資家の目に留まる内容を目指します。

核心4項目

# 項目 書く内容
1 解決したい課題 誰の、どんな困りごとを解決するか
2 創業の原体験 なぜ自分がこの事業をやるのか
3 収益モデル 誰が、いくら払い、どう利益が出るか
4 競合優位性 他と何が違い、なぜ勝てるか

それぞれ100文字以上——短すぎると判断材料が足りず、長すぎると読まれません。

項目別の書き方のコツ

1. 解決したい課題

悪い例 良い例
「地域課題を解決します」 「○○県の小規模漁業者が、鮮度劣化で◯%の廃棄を抱えている」

誰の・どんな・どの程度を具体的に。

2. 創業の原体験

悪い例 良い例
「起業したいと思いました」 「祖父の漁場で、届けられずに捨てる魚を見て、直販の必要性を感じた」

個人の体験が信頼と記憶に残ります。

3. 収益モデル

悪い例 良い例
「売上を伸ばします」 「B2C直販で客単価◯円、リピート率◯%を想定。粗利率◯%」

単価・頻度・粗利のイメージが伝わるように。

4. 競合優位性

悪い例 良い例
「情熱があります」 「産地直送の鮮度保証と、漁協との独占契約で差別化」

再現困難な強みを1〜2点に絞る。

3ステップ投稿の流れ(ともしび)

ともしびでは、ピッチを段階的に入力します。

ステップ 内容
1. ストーリー 課題・原体験・想い
2. ロジック 収益モデル・競合・数値
3. 詳細 調達額・使途・マイルストーン

一度に全部書こうとせず、ストーリー→ロジック→詳細の順で整理すると書きやすくなります。

AIロジック診断の活用

投稿前に、AIロジック診断(有料・プレミアム会員は1日3回無料)で論理の穴や改善点を確認できます。自己チェックのたたき台として活用してください。

→ 関連記事:ともしびの会員登録と料金——起業家・投資家向けガイド

よくある失敗

  • 4項目のうち2つだけが厚い
  • 競合を「いない」と書く(必ず代替手段はある)
  • 調達額・使途が曖昧
  • 100文字未満で済ませている

まとめ

起業家のピッチは、想いとロジックの両方が揃って初めて投資家の判断材料になります。核心4項目を100文字以上で丁寧に書く——それがともしびでの第一歩です。

次の一歩

核心4項目について、いま一番書けていない項目を1つ選び、100文字以上で書き直してみてください。

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